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2017年6月27日火曜日

スリッページについて

 今回は「スリッページ」について。

 今回は特にぞうさん流の言葉にする必要はないかな?とおもいます。
「スリッページ」というのは基本的には発注の金額と実際に約定した金額の差の事を云うそうです。言葉の意味としては特に分かり難いこともありません。これ以上の解釈も特にいらないのではないかなと思います。


 で・す・が、言葉の意味の明快さとは裏腹に奥深いのですよ「スリッページ!!
というか、思っていた以上に金額に差がある!!!!!?
と思ったりします。ええ。





 先日、ある株で買でエントリーしたんですが、ちょっと雲行きが怪しくなったので、
逆指値で決めていた損切位置を少し上方にずらして、損切をしようとしたところ、
突然、価格が暴落してあっという間に損切15円ティック以上ものスリッページをこうむってしまいました。(下チャート1)






チャート1(1分足)







 板は結構詰まっていたので、いつもなら2円程度のスリッページは覚悟していたのですが・・・なにも髭の先の方で約定することないのに15円のスリッページ・・・がっくり。
ちなみにエントリーした銘柄は東証一部225銘柄で一日の出来高が300万株程度(20日平均)でした。




 この銘柄は1日の値動きで約2%(約50円)(20日平均)の値幅が見込まれる銘柄でした。それが、30円(約1.2%)以上値上がりして半値程度戻ってきた時点で、指値2590、約定2589で買ではいりました(9:01)。

 このチャートでみると、下げの最中に入ったみたいですが、これを買った瞬間は買の勢いが勝っていたんです。

 ところが、えらい勢いで下がりだしたんで、10円程度の損切は仕方ないなと思い、2581で逆指値(成行)でロスカット値を引き上げた所(9:02)、一瞬なにがおこったかわからないほどの速さで本日の最安値近辺で約定したかとおもうと返す刀で価格が急上昇を始めました(9:02)。






 これだけをみたら、先日の逆指値の話みたいに「逆指値で成行」にしたらすごい安値で売られちゃうので、「逆指値の指値」にした方がいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、これだけの買が入った後にそれ以上の勢いで下げた場合、マジでそのまま下げて始値にも届かなくなる事もあるので、迂闊に逆指値の指値にするのは危険な場合があります。




「自分は損切得意だから、本当にやばくなったらきっちり損切できる。」という人はいいですが、初心者では固まって何もできないまま塩漬けになってしまうのがオチでしょう。(ぞうさんは塩漬けにする自信?があるので、常に逆指値(脱出用)を入れて売買してます。)





 とまあ、ここまではぞうさんの失敗談で、「こんなこともありますよ」という話です。この銘柄に入ったタイミングもちょっと遅かった(すでに一日の60%以上の値動きが終わっていた)ので、やられたのは仕方なかったかなと思っています。決算発表時などはこんなスリッページなどが「かわいい」と思えるくらいの大きい値動きがあります。



 こんな失敗談を持ち出したのは、実際の「スリッページ」は初心者が思っているより大きい可能性があるぞ!!!!ということを分かっていただきたかったから書いてみました。(※すべての取引でこんなスリッページがあるわけではありません。)


でも、株式で投機をする場合はこの程度のは受け入れていないとやっていけないということ。逆に言うと、受け入れられないならやめておいた方が無難だという事を分かっていた方が良いと思います。でもスリッページを減らす努力はできます。少なくとも出来る範囲ではスリッページをなくす努力をしておきましょう。




 スリッページ対策としては下記の二種類の場合で対策が変わります。




A)エントリー(新規売買)の場合

「スリッページ」を1円も受け入れられないなら絶対に「指値」を使うべきでしょう。
約定もしたいし、スリッページもあまりない方がいいという方は「数ティック上での買指値」か「数ティック下での売指値」を使うようになるでしょう。
 新規売買の場合はスリッページを少なくしてトレードするのは簡単でしょう。思惑以上のスリッページがある場合は見送りになるだけですから。ですからエントリー時くらいはできるだけ指値を使った売買が望ましいと思います。


B)エグジット(返済売買)の場合

エグジットの場合、損切位置を割り込んだ後は損が膨らむので、トレード前に決めていた損切値で出るためには、成行を使ってでも脱出しなければならない瞬間があるという事実を受け入れなければいけないんです。そうでないと、コツコツ稼いだ利益をこの一撃でぶちまける(もっとひどい事にも・・・)という事にもなりかねないと思います。くれぐれもエグジットの金額はエントリーの前に決めておいたほうが良いです(自戒の意味も込めて)。
怪しい動きがある場合は指値での返済売買を躊躇せずに行う!!事がスリッページを少なくするコツとおもうんですが、怪しい動きは結局後からチャートを見て思うのであって、大概の場合、希望的観測(まだ戻るだろう?)を捨てきれません。(特に初心者は)





 例えば下図(チャート2)の様な場合、では12日間の高値を更新した始値を付けてブレイクアウト!?大きく上昇を期待する場面です。



チャート2(日足)



 始値を割り込んで下げたのですが、すぐさま折り返して上昇を始めました。
①始値を超えたあたりでこれは上昇期待!?と買エントリーしたとします。
②しかし・・・一瞬は上昇したかに見えたものの、その後買勢いは衰えゆき直近の安値を割り込みました。






チャート2(1分足)


 チャート1の時の様に戻らない時もあるんですよね・・・この銘柄の場合②の位置で損切していなかったらこの日はエグジット位置迄戻ることはありませんでした。
損切はきっちりしてないと痛い目にあいますよという話でした。(これはスリッページとは関係ないか・・・)



 実際に売買をしたことのない方は、まずペーパー売買(実際に取引せずに入ったことにして架空の売買すること)をしてみると思うんですが、チャートを見て「ここで約定してココで売れたら儲け出てるよね?」なんて簡単に思っていると、実際には思ったところで約定できない(※スリッページが大きくて)事もありますので、注意してくださいね。




まだ売買をしてない方や売買経験の少ない方は、参考になさってください。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ぞうさんでした。



 

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