ラベル

2017年9月17日日曜日

投資と投機


今日はぞうさんです。












 今回は「投資と投機」ということで、話を進めていきたいと思います。

「投資」と「投機」って何が違うのでしょうか?ぞうさん的な観点から書いてみます。




あなたのやっていることは投資?投機?



 「投資」って一般的に言うとなんだかすごく難しくて大変なイメージがあるでしょうか?一般的な調査で言うと「投資は怖い」と答えている人が多いようです。・・・お金がすぐ無くなったり、だまし取られたりするイメージが強いようですね。だからですかね「投資家」なんて言ったらすごくお金持ちみたいな感じがしませんか?実際一般人で「投資家」と言える方は殆んどいないんではないでしょうか?

 株や為替や金融資産にお金を賭けているほとんどの自称「投資家」の方は厳密に言えば「投機家」になるんだと思います。「投資家」と言うのはインカムゲインで儲ける人の事です。インカムゲインを分かりやすい言葉で言うと、株で言えば「配当」や「優待」、為替で言えば「スワップポイント」、金融商品なんかでは「利子」ですし、不動産等では「家賃収入」なんかが相当するでしょう。

 本当の「投資家」の人達は余程お金に困らない限りは簡単に自分の資産を売買したりしません。多少の含み損が出るくらいだったら、長期保有してインカムゲイン(※配当など)を受け取れば更に資産が増えるので、あまり小さな動きに頓着しません。

 そして、「投機家」と言うのはキャピタルゲインで儲ける人の事です。キャピタルゲイン→要するに売買差益の事です。100万円で買った株が200万円で売れたら100万円の儲け(この100万円の儲けがキャピタルゲイン)ですから投資家なんて言っている人も年中トレードしている様な人ならばキャピタルゲインでの儲け(もちろん損もあると思いますが・・・)を出しているので厳密に言えば「投資家」ではなく「投機家」になります。

 「投資家」でも「投機家」でも「そんなのどっちでもいいんだよ!儲けられれば」という人もいるでしょうが、もうしばらくお付き合いください。その部分の差が今回の話の肝ですんで・・・。



どっちでもいいの?


 それでは「投資家」のスタンスと「投機家」のスタンスどちらが良いのでしょうか?

 株価はいろんなトレーダーさんの思惑で成り立っています。ぞうさんが最初に株を始めた時は買板や売板は漠然と「証券会社さんが出しているのかな~」とか思っていましたが(証券会社さんももちろんいるとは思いますが・・・)、実際はいろんな思惑をもった大口のトレーダーや数多くの素人トレーダーや小口でもやり手のトレーダー等いろんな方が参入しています。「投資家」として通常には資金を動かさない人もいれば「投資家」に近いスタンスで機を見るに敏で資金を投入する人もいれば、純粋な「投機家」として数分で売買を済ませる方もおられるでしょう。それぞれの思惑が入り混じって株価は織りなされてゆきます。

 それでは、サンプルチャートを見てみましょう。今回のチャートは日新製鋼さんの月足です。
 

日新製鋼 月足


 トレンドラインを一本引きましたが、この底値が安定して上がっているということは「投資家」さんや「投資に近いスタンスの投機家」の方が増えていっているという事です。本当のお金持ちは簡単には「資産」を手放したりしませんから、底値を見れば安定株主の動向が分かります。このチャートの黄色い部分(分かり難くてごめんなさい)を支えているのがこの人達です。そしてここから上の値動き(分かり難いですがクリーム色の部分です)こそが「投機家」の動きに他なりません。

 このトレンドライン上の波を作っているのが、大口の投資家(投機家)さんやファンドの方々(この人たちは近年は海外の資金が多いようなので、日経平均とドル円の為替レートは割と同じ方向に向かいます。)この人達はキャピタルゲイン(売買差益)で儲けを出しているので煽って値を上げたら、空売りでも儲けます。一度の波で二度おいしい所を取っているわけですね。


 このチャートを見ると、利益を出すにはトレンドラインに近い価格で株を買えばそれ以下は値下がりしていないので、損がほとんどないトレードができそうです。実際に殆んどのトレードは基本的にはこの考え方を元にトレンドは継続するという前提で成り立っています。「投資家」、「投機家」どちらのスタンスで臨んでもこの値動きを元に売買しないで波の上の方で買ってしまうと、大きな含み損を抱えちゃう可能性が大きくなりますよね。

 もちろん全ての投資家の方がトレンドライン近辺では買えていないでしょうし、高値で買って含み損を抱えている投資家の方もおられることでしょう。しかし、トレンドライン近辺で買い支えている存在はありそうですよね。

(※トレードに絶対はありません。安定株主さんに見えても絶対売らないし、安全という訳じゃないです。安定株主さんに見えても、業績が悪かったりすると「投資に近いスタンスの投機家」さんがホールドしきれずに売り込んだりする事もあり、トレンドラインを割り込み更に下げたりすることもあるのでそこは注意が必要です。)


 
投資と投機





 前項の最初に「投資家」のスタンスと「投機家」で、どちらのスタンスが良いか?と書きましたが、結論から言うとあなたが「投資家」でも「投機家」でもどちらでもよいのです。
 自分に合った「時間」と「お金」の使い方をできるかどうか?と言うだけです。だから「投資家」的なトレードがしたければそれでもいいし、「投機家」的なトレードができても良いでしょう。
 でも、お金を賭けるスタンスの違ういろんな人達が入り交ざってトレードをしている事は念頭に置いておいて損はないと思うのです。
 「投機」としてデイトレードの立場なら月足の情報などは参考程度でしょうが、「トレンドライン近辺では大きな資金が流入してくる可能性がある。」と思っているのとそうでないのでは話が違ってくるのではないでしょうか?ファンダメンタルズを頼りにしてトレードしている「投資家」さんでも月足の情報でトレンドライン近辺を買った方がお得になるでしょう?「投資家」、「投機家」のどちらだったとしても、スタンスの違いを知って利用しましょうということです。



最後に・・・

 トレンドは大きいお金を動かす人が決めるものですから、我々の様な弱小トレーダー達(弱小はぞうさんだけ?)はコバンザメの様に波乗りできないといけないのです。現在「投機家」のぞうさんもそのうち「投資家」のぞうさんにもなりたいな(今は投資をする程のお金も知識も無いですが・・・)等と思っています。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



ぞうさんでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

株価はどうやって決まるの?

今日はぞうさんです。  今回は 「株価はどうやって決まるの?」 ということで、話を進めていきたいと思います。 「株価」って何で上がるの?下がるの?という疑問をぞうさん的な見解で書いてみます。