ラベル

2017年9月25日月曜日

株価はどうやって決まるの?

今日はぞうさんです。














 今回は「株価はどうやって決まるの?」ということで、話を進めていきたいと思います。

「株価」って何で上がるの?下がるの?という疑問をぞうさん的な見解で書いてみます。



何故株価は変動するの?




 株価は何故変動するのでしょうか?もしも、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)のみで価格が決まるのだとすれば、基本の値段はBPS(1株あたり株主資本)から大きく乖離する事は無いでしょうし、PBR(株価純資産倍率)を調べれば株価が割安かどうかははっきりわかります。

 ご存じの方が多いとは思いますが、簡単に「BPS」と「PBR」を説明しますと、

まず、「BPS」の計算式は下の様にあらわされます。
BPS(1株あたり株主資本)=株主資本(純資産)÷発行済み株式数

「BPS」のことを「解散価値(1株あたり解散価値)」と言うこともあります。これは仮にBPSが更新された時点で会社を清算した場合に1株当たりで手元に戻ってくる金額だからです。
 つまり、株価が900円で購入してBPSが1000円でだった場合はここで清算したら1000円-900円=100円/株 となり、単純に言えば1株当たり100円の儲け(※実際は手数料や税金等がかかりますが)になります。


そして、「PBR」の計算式は下の様にあらわされます。

PBR(株価純資産倍率)=現在の株価÷BPS(1株あたり株主資本)

「PBR」は先ほどの「BPS」を分母に現在株価で割ったものですから、この数値が低ければ低いほどお買い得と言うことになります。

先ほどの例で言えば、
PBR=株価900円/BPS1000円=0.9
となり1.0より低いこの時点で清算したら利益が出る(お得な)銘柄と言うことになります。

ですが、実際の「PBR」は1.0近辺ばかりじゃないですよね?と言うかそんな銘柄の方が少ないですよね。



実際ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は


1その企業が抱えている問題
2その企業の属している業界が抱えている問題
3日本が抱えている問題
4近隣諸国が抱えている問題
5世界が抱えている問題
6その他問題

なんかが複雑に絡み合ってこんがらがっているので、解散価値だけで株価を推し量ることはできない事は分かっていますが、「1その企業が抱えている問題」以外の部分を金額的に割り出せる方なんてそうそういない筈です。ですから、株価の中には希望的観測が含まれています。




株価が上がるとは?







 
 株価が上がるのは、そこに未来の株価が現在の株価よりも高くなると思う人が今の株価よりも安くなると思う人よりも多いかどうか?で決まります。

 普通に考えたら、今日の企業価値と明日の企業価値がいきなり5%も変わる事はありませんが、実際の株価の値動きではこんな事はよくあることです。ファンダメンタルズのみで変わるのであれば何故こんな値動きが生まれるのでしょうか?

 それは基本の株価はBPSで表せたとしても、期待値なんかは数字で表せないからです。株を買う方は「勢い」や「なんとなく」であろうと「テクニカル」や、「ファンダメンタルズ」であろうと、何を根拠にしたとしても、近い将来必ず上昇すると言う期待があるからこそ現在の値段で株を買うのです。決してBPSや決算で表された数字だけでは決まらないもの(※ファンダメンタルズを無視しろと言うことではないですよ)なのです。

 例えば、何等かの理由で「本日必ず買を入れなければならない人」がいるとしたらいかがでしょうか?株価が上がり始めたらその方はどう感じるでしょうか?本日までと言う縛りがあった場合、できるだけ安い時にできるだけ早めに買いたくなるのではないでしょうか?

 仮定の話なら分かるけど、そんな条件なんて実際にあるのか?と思われたかもしれませんが、実際そんなことは普通にありえます。
信用取引なんかをしていて、①追証がかかる場合、②信用期限が当日迄の場合等の場合です。そのほかにも本日中に買わないといけない条件はあるかもしれませんが、すぐには思いつかないのでご勘弁ください。


 上記の例は本日までと言う極端な例でしたが、現実はいろいろな条件で株を買う人がいます。そして、それぞれの方にそれぞれの思惑と許される時間が存在します。今回は極端な話を例に出して分かりやすくしたつもりですが、それぞれの事情が許す時間に基づいて売買は行われるのです。




危機的状況に株価は動く?





 もう一つ別の仮定をしてみますね。資金的な事情で1週間程しかホールドできないトレーダーがある銘柄を1000万円買いました。株価は1000円/株で購入しました。次の日900円になりました。

更に次の日850円に成りました。数週間待てばトレンドも変わり1000円迄持ち直すかもしれませんが、このトレーダーは1週間以内での縛りが存在しますので、安かろうが、損を出そうが仕方なく売らなければ仕方ありません。

 このトレーダーの投じた金額は1000万円分でしたが、これがその銘柄を左右するような金額(通常100万株しか動かない銘柄で50万株も下げに転じたり)になったらどうでしょうか?この銘柄はきっとドカンと値を下げる事になるんでしょうね。売らないといけない事情の方がその銘柄に影響を持つほどの方なのですから・・・。



 どれほど大口の株を買いたいと思う人がいても売ってくれなかったら買えないです。するとどんな不利な取引でも言い値に成らざるを得なくなります。

 ですから、本当に相場を知っているトレーダー(ブローカー等?)の方は多くのトレーダーが危機的状況下で売ってほしい時に売ってあげられる人。そして危機的状況下で買ってほしい時に買ってあげられる人と言うことになります。

 もちろんその方達はきっちりキャピタルゲイン(売買差益)で儲けています。取引相手は危機的状況だったのですから飛ぶように持ち株をさばけたでしょうね。どんなチャートのイメージになるかについては踏み上げについてを参照してみてください。


更なる値動きと言うのは、危機的な状況から動き始めると言えるかもしれません。



最後に・・・

 「なんで株価は上がるの?」って皆さんは考えたことありましたか?「将来この株はすごく上がると思っているから?」「この上昇について行かないと損しそうだから?」「踏み上げにあったから?」「今度の決算が良くなりそうだから?」「トレンドラインを超えて株価が上がりそうだから?」いろんな理由が考えられそうですね。細かく言えばその理由もトレーダーの数だけあるかもしれません。


 株価は上がりすぎても、下がりすぎても、売り板と買の板の数が乖離していたら売買は成立しませんよね。そこに納得して売る人と買う人が同数存在しないと成立しないのですよね。

 売りたい人が納得して売れると思えないと売板が出ないですし、買いたい人が納得して買える値段でないと買板がつきません。ブローカーだろうが天才トレーダーだろうが買ってもいいと思えるような値段でないと買ってくれる人がいなくて売買が成立しません。買ったり売ったりした後の事(※後悔する事はあるかもしれませんが・・・)はともかくとして売買をした時は納得して買ったり売ったりしているのです。

 とんでもないギャップアップであろうが、ギャップダウンであろうが、その値段が成立するためには納得する同数の買板や売板が出さている事実があります。中には自作自演のブローカーがいるかもしれませんが、現状で取り締まれない以上その価格は市場が納得した価格に他ならないのです。

 市場が納得している以上、ぞうさんや皆さんも含めてトレードをするなら勝っても負けても納得してトレードしたいですね。ぞうさんも今のところは納得して勝ち負けを繰り返しています。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



ぞうさんでした。


0 件のコメント:

コメントを投稿

株価はどうやって決まるの?

今日はぞうさんです。  今回は 「株価はどうやって決まるの?」 ということで、話を進めていきたいと思います。 「株価」って何で上がるの?下がるの?という疑問をぞうさん的な見解で書いてみます。